自分の時間をデザインする

 覚えているつもりでも、忘れてしまったり、自分の記憶が曖昧で不安になったりします。

 覚えておきたいことは全て手帳に書き込みます。予定を書き出すことで自分のスケジュール、時間の全体が見えてきます。

 書き込んだことを淡々とこなします。この淡々とこなすとはTo Do Listやメモに書き出したことをやった順に消していくような作業です。メモに書いたものを消す作業だけではいつ時間が出来そうかまでは分からないので手帳に書いて自分の時間全体の中で好きなことに使える時間を見つけていきます。

 そして自分の時間をコントロールできるようになると、時間に追われるストレスはだいぶ減ります。

 前向きにやるべき事に取り組めるようになっていきます。

 何だか忙しいというモヤモヤから解放されて、頭がすっきりと整理できるので、アイディアも浮かびやすくなるのだと思います。

 書いたことをが全部できないこともありますが、意識して予定をこなしていくうちに計画的に作業を進めていけます。

 計画的に予定を済ませていければ、30分の縫う時間、1時間の縫う時間も予定表に入れていきます。私はパッチワークを始める前から仕事をしているので、縫う時間の捻出を考えています。短い時間でも縫います。ナインパッチ1枚でも縫えれば何も縫えないよりずっと満足感があります。

 この用事はこのくらいの時間で済むだろう、終わらせようという意識になって、時間のやり繰りが楽しくなります。できた時間をキルト制作や趣味に時間を使うことができるようになります。

 その時間は心にゆとりを生み、時間に追われている感覚から自分の時間を使っている感覚になっていきます。

 また過去の手帳を見なおす事で、季節の小物の製作に材料を準備した時期・製作にかかった日数などを確認することができ、その年の予定が立てやすくなります。

時間管理の方法は

やるべきことをスケジュール化します。

  1. やるべきこと・やりたいことを全部書き出す
  2. 優先順位・期限・実際にやる日を具体的に決める
  3. 移動にかかる時間や用事にかかる時間を想像する
  4. 手帳にスケジュールに書き込んでいく

「具体的に何をどうやってやるか?」をしっかり決めます。書き出した予定を見るだけで、出来るだけ予定どおりにやろう という意識になります。

スケジュールに書いてある時間に書いてある用事・予定を済ませることは、実際にやらなくてはならない行動を起したことになります。

日常の予定も縫う予定も同様で、予定通りにやれた充実感を味わうと次の行動の予定を立てたくなります。

全てを完璧にこなすことは難しいです。この繰り返しで理想の行動に近づいていくことが目標です。

やらなくてはならないことを書き出して、自分の時間全体を見える状態にすることから始めてみましょう。